ここでは「取り急ぎ食事のお礼を申し上げます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「取り急ぎ食事のお礼を申し上げます」とは?
「取り急ぎ食事のお礼を申し上げます」は、その相手から食事の提供を受けた時のお礼となる表現です。
この「取り急ぎ」という言葉は、「取り急ぎ○○まで」といったような形で文末で用いることが多いですが、この表現の場合には文頭の挨拶の後にすぐにもってくるという使い方になり、実際のお礼となる「ありがとうございました」などと続ける用い方になります。
そして、これ以外の用件は同一の文章内であまり述べるべきではなく、あくまで食事のお礼をいち早く伝えたかったという体で使ってください。
他の件まで一緒に続ける時には「取り急ぎ」という言葉を使うべきではありません。
「取り急ぎ食事のお礼を申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「取り急ぎ食事のお礼を申し上げます」は、先のように、この後にお礼になる表現を続けて、それに関連するちょっとしたことを述べる程度の文章にして用いる表現です。
「お礼」としていることから、その食事は相手から提供された場合に限られ、他社や目上の人からそれを受けたという場合に使うことになります。
早めにお礼だけでも伝えておこうと考えて用いる表現なので、その他の用件などは不要だということです。
頭の「取り急ぎ」をつけない形だと、続けてお礼、そして、他の用件といった流れにすることができるので、一緒に伝えたい内容がある場合にはそちらで使った方がいいでしょう。
「取り急ぎ食事のお礼を申し上げます」を使った例文
・『メールにて失礼します。取り急ぎ食事のお礼を申し上げます。先日はどうもありがとうございました』
・『取り急ぎ食事のお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。次回は是非ご馳走させてください』
「取り急ぎ食事のお礼を申し上げます」の類語や言い替え
・『取り急ぎ食事のお礼まで』
前述のように、このような「取り急ぎ」で始まり、「お礼まで」という形にすると、文末向けの表現になります。
こちらを使う場合には、「先日はすっかりご馳走になり、ありがとうございました」のようにこの前に述べて、「取り急ぎ〜」と締めるという具合になります。
まとめ
「取り急ぎ食事のお礼を申し上げます」は、その相手より食事を提供されたことに対するお礼の表現になります。
文頭からすぐに使う表現で、この後には実際のお礼の文言を続けて、それ以外の用件は特に述べずに締め、ともかく早めにそのお礼がしたかったと伝えるために用いられます。
