ここでは「お尋ねしたいことがありご連絡いたしました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お尋ねしたいことがありご連絡いたしました」とは?
「お尋ねしたいことがありご連絡いたしました」は、聞きたいことがあるので連絡をしたという意味になります。
使い方として、その連絡がそれだという用い方が一般的ですが、先に連絡をしていて、その時に席を外していたなどの理由で本人に繋がらず、後でコールバックがあった際に「先ほどはお尋ねしたいことがありご連絡いたしました」のような使い方をすることもあります。
どちらも場合も、この後には聞きたい内容を続けて「お尋ねしたいことがありご連絡いたしました。
来週に行われる○○へのご参加はお二人ということでよろしいでしょうか」といったような用い方をする表現です。
相手からのコールバックに対する返答になる場合には、用件の前に「そちらですが」などとつけて使うといいでしょう。
「お尋ねしたいことがありご連絡いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お尋ねしたいことがありご連絡いたしました」は、この中で使っている「尋ねる」がポイントになっています。
と言うのも、この言葉は答えを求めて何かを聞くという意味になるため、そのような場合に用いる表現だからです。
よって、はっきりとこれだという内容ではないことを聞いたり、意見を求めるような時には向いておらず、そういう場合には以下で類語として挙げる方を使ってください。
このように用いて聞くということは、何かの確認、またはそれで合っている回答を求めているからこそで、口語だけでなく、主にメールにて文章でこう用いて、その回答を待つという使い方をしても構いません。
「お尋ねしたいことがありご連絡いたしました」を使った例文
・『お尋ねしたいことがありご連絡いたしました。先日お話ししました○○ですが、もう変更などはないと考えてよろしいでしょうか』
・『先ほどはお尋ねしたいことがありご連絡いたしました。その件ですが、来週の会合へのご参加についてです』
「お尋ねしたいことがありご連絡いたしました」の類語や言い替え
・『お聞きしたいことがありご連絡いたしました』
こちらの表現にすると、それだと確定する内容ではない、アバウトなことについても使うことができ、意見を求めるような場合にも用いることができます。
例えば、「お聞きしたいことがありご連絡いたしました。
そちら様としましては、○○についてどのようにお考えでしょうか」のような使い方ができます。
まとめ
「お尋ねしたいことがありご連絡いたしました」は、聞きたいことがあるので連絡をしたと言っている表現です。
これという確定した内容を求めて使う表現になるため、アバウトなそれだったり、意見を聞くといった用い方には向いていません。