「ご協賛をお願いいたします」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご協賛をお願いいたします」とは? ビジネス用語

「ご協賛をお願いいたします」とは?

ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。

「ご協賛をお願いいたします」とは?

このフレーズの「協賛」とは、「事業や催し物などの趣旨や方針に賛同して、協力または支援すること」の意味です。

協賛企業という言葉をよく耳にしますが、催し物などで出資する企業を指すことが多い言葉です。

この「協賛」に接頭辞の「ご」を付けて「ご協賛」とし、相手を敬う表現にしています。

フレーズ後半の「お願いいたします」は、相手に何かを依頼するときに使う表現です。

このフレーズでも「協賛してもらうこと」を依頼する意味合いになっています。

なお、「(お願い)いたします」は漢字表記の「致します」と、ひらがな表記の「いたします」がありますが、このフレーズの場合はひらがな表記が正しい表記となります。

「お願いいたします」というのは、「お願いする」の謙譲語「お願いいたす」に丁寧を表わす助動詞の「ます」が付いた丁寧な表現です。

この「(お願い)いたします」は補助動詞になりますので、漢字表記は使われず、ひらがな表記になります。


「ご協賛をお願いいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「お願いいたします」は敬語ですので、目上の人や取引先の人に使っても問題ありません。

ただし、相手や状況によってはより丁寧な表現が求められることがあります。

そのような場合は「ご協賛をよろしくお願いいたします」「ご協賛を何卒お願いいたします」といったように「どうぞ」「何卒」をよく組み合わせて使います。

ただし、使い過ぎると逆効果となりますので注意しましょう。

あとは、協賛してくれる企業(人)を探す場合、お願いすることばかりが先行し、相手に対して協賛してもらう対象の趣旨や方針などの説明が不十分にならないように、丁寧に詳細に伝え、理解と同意をもらうようにしなければなりません。

そのためには相手企業の立場に立って考え、協賛することのメリットを正しくかつ魅力的に認識してもらえるようなプレゼンなり、依頼なりをするべきです。


「ご協賛をお願いいたします」を使った例文

・『ご協賛を賜りたくお願いいたします』
・『夏祭りでの全体盆踊りイベント開催についてご協賛をお願いいたします』

「ご協賛をお願いいたします」の類語や言い替え

このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。

・『ご協賛をお願いできますでしょうか』
・『ご協賛をお願いしたく存じます』
・『ご協賛をお願い申し上げます』

まとめ

このフレーズは冒頭でも述べた通り、事業や催し物などの考えに賛同してもらい、協力や支援をしてもらうことが趣旨です。

そのためには相手側の信頼と賛同を得るような説明とお願いをする必要があります。

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