「お元気でいてください」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「お元気でいてください」とは?
「お元気でいてください」とは、相手の健康を祈る定型文の挨拶言葉です。
通常は手紙やメールの結びとして使用しますが、今現在体調を崩している人や入院している人に使用するにはふさわしくない表現ですので注意が必要です。
少し柔らかい口調ですので、改まった場よりも親しい友人や知人に向けて使用するのが一般的です。
「お元気でいてください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「お元気でいてください」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが長年取引を続けている取引先相手に冬の挨拶状を出すとします。
その際、冬の冷え込みを気遣うとともに「寒い日が続きますがどうかお身体を大切に、いつまでもお元気でいてください」と添えると親しみやすさと共にあなたの気遣いが伝わります。
「お元気でいてください」を使った例文
・『お誕生日おめでとうございます、どうぞいつまでもお元気でいてください』
・『米寿の誕生日おめでとうございます。これからも変わらずお元気でいてください』
・『退職後もお体に気を付けて、お元気でいてください』
「お元気でいてください」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「お達者でいてください」や「ご健康でお過ごしください」、また「ご健康をお祈りしています」などに言いかえできます。
ただし、いずれも既に体調を崩した相手には使用できません。
その際は「元気」の言葉を使わず「ゆっくりご療養なさってください」「ごゆっくりお休みください」などと伝えると良いでしょう。
またその場合は返信が必要ないことも付け加えるとより丁寧な印象になります。
まとめ
このように「お元気でいてください」は、相手の健康を祈る気持ちを伝えたい場面で使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
