「その節はお世話になりました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「その節はお世話になりました」とは? ビジネス用語

ここでは「その節はお世話になりました」の意味や使い方について詳しく見ていきます。

「その節はお世話になりました」とは?意味

「その節はお世話になりました」をきちんと解釈するには、「その節」という言葉の理解が必要になります。

この「その節」は、現在より過去のある時点のことを指して使います。

よって、既に終わった出来事に対し、その時にはお世話になりましたと言っている表現になります。

そのため、そのようなことが過去にあった場合に初めて使うことができる言葉で、そこで何かしらのお世話になっていることが条件になります。

それなら「あの時は~」としても全く一緒だと思うかも知れませんが、実はその通りです。

この「その節は~」は、その「あの時は~」をビジネス風に丁寧にした表現で、一般的にはそちらの方が分かりやすいため、ビジネス以外のシチュエーションであれば無理にこの「その節は~」の方を用いる必要はありません。

「その節はお世話になりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「その節はお世話になりました」を使うには、「その節」に当たる出来事があり、且つ使う方と使われる方が共にそれを分かっている必要があります。

使う方があの出来事として使ったとしても、使われる方がそれを覚えていないと通じない表現のため、ある程度の意思疎通ができていることが前提です。

そのような言葉なので、両者の印象に残るような出来事があった時によく使われており、事の大きさやその結果はともかく、まず両者が確実に覚えている出来事で、それについてのお礼として使うものです。

口語、文章のどちらでも問題なく使えるので、電話の冒頭で最初の挨拶の後にすぐこのように発するような場面もビジネスでは珍しくありません。

「その節はお世話になりました」を使った例文

・『あれから1週間になりますが、その節はお世話になりました』
・『お陰さまで順調に進んでいます。その節はお世話になりました』

「その節はお世話になりました」の返答や返信

「その節はお世話になりました」と使われた側は、まず「その節」に当たる出来事を思い出す必要があります。

それが何か分かれば、あの時はどうのこうの~といったようなその出来事についての話を続けることができます。

ですが、何のことだか分からないといった場合が問題で、そのような時には返信に困ってしまうかも知れません。

メールなどの文章でもらったのであれば、思い出す時間があるものの、電話や直接の会話ではどうしようもないため、失礼を承知でどの件のことかと聞き返すしかありません。

まとめ

「その節はお世話になりました」は、お互いに「その節」となる過去の同じ出来事を認知していて初めて通じる表現です。

そのため、相手が覚えているか分からないといった時には無理に使わない方がいい場合も多いです。

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