「拝命されました」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「拝命されました」とは?
「拝命されました」とは、ビジネスで使う会話やメールなどにおいて「任命していただきました次第でございます」もしくは「メインの担当者を務めさせていただくこととなりました」などという意味合いで使われている言い回しです。
「拝命」とは「目上の方などからの仰せを承る」さまや「官職や役職を正式に与えられる」様子などを示す言葉で、ビジネス上では「事業責任者や業務指示者などを任される」などというニュアンスで使用されています。
「拝命されました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「拝命されました」とは、「正式に任命していただくことができました」あるいは「業務において責任のある使命を頂戴いたしました」などという意味合いで使われている言い回しです。
複数の関係者や数多くの協力者などと共にビジネスを執り行っていく過程では、責任のあるポジションや決定権をもった役職者などが中心となって任務を取りまとめていきますが、それらの応対の渦中で自社や取引相手などから重要なポストや大事な役目などを仰せつかった場合などに用いられている文言で、併せて拝命された役割や立場などについても併記しておかなければなりません。
「拝命されました」を使った例文
・『本プロジェクトにおきまして、プロジェクトリーダーに拝命されましたので背筋が伸びる思いに包まれております』
・『御社とのお取引におきましては営業責任者に拝命されましたので、ひたむきに取り組んでまいりたいと存じます』
「拝命されました」の類語や言い替え
・『任命していただきました』
・『お役目を授かった次第でございます』
・『役職者として従事する機会を頂戴いたしました』
まとめ
「拝命されました」とは、ビジネスシーンにおいて「正式にお任せいただくこととなりました」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて上手に使いこなしましょう。
