どのように使うのか、分からない敬語もあるものです。
「重ねて質問」の適切な使い方と例文、その他の敬語を調べていきましょう。
「重ねて質問」とは?
この場合の「重ねて」とは布を折り重ねるように、繰り返しすることをいいます。
また質問は、問い合わせをいいます。
疑問があって相手に問い合わせた連絡を指しています。
そのため「重ねて質問」で「繰り返し質問してしまい」という訳になります。
度々質問を送ったことを、お詫びする言い方になっています。
「重ねて質問」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
分からないことがあれば、早めに解決しておきたいもの。
自分で調べられる範囲のことならまだしも、聞かないと先に仕事が進まない課題があると困ってしまうものです。
「重ねて質問」は何度も質問する時の、クッション言葉に用いられています。
「繰り返し同じような質問をして、申し訳ありません」という意図が込められています。
度重なる質問を矢継ぎ早に発信するのは、下品に思えることもあるので、謙虚に用いていくと良いでしょう。
「重ねて質問」を使った例文
・『重ねての質問となり、大変恐縮です』
・『重ねて質問してしまい、申し訳ございません』
「重ねて質問」の類語や言い替え
似ている言葉に「重ね重ね、大変申し訳ございません」があります。
同じようなミスをした時に、あやまる時に使われています。
このほか「重ね重ねになりますが」は、以前にしたお礼やお詫びをもう一度する際に用いられています。
二回目以降に使えるので覚えておきましょう。
言い替えに「繰り返しの質問となり恐縮ですが」や「度々の質問となり申し訳ありませんが」そして「五月雨式に質問をお送りして恐縮ですが」があります。
まとめ
「重ねて質問」を解説しました。
色々なビジネス敬語を知っていると、前向きにオフィスワークできます。
ポジティブな心情になるために、社会人の力を鍛えていきましょう。
