「あいまって」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「あいまって」とは?
「あいまって」とは、ビジネスシーンや敬語を使う会話などにおいて「さまざまな理由が重なったことで」または「諸々の事情が生じたことによって」などという意味合いで使われている文言です。
漢字では「相俟って」と表記される言葉で、「いくつかの要素が重なり合って」あるいは「お互いに作用し合うことにより」などというニュアンスで使用されている言い回しですが、「合間って」や「相待って」などという誤表記に注意をする必要がある表現です。
「あいまって」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「あいまって」とは、「複数の事柄が同時に発生することによって相乗効果が起きる」さまや「いくつかの事象が一緒になることでまた別の現象が現れる」様子などを示す言葉です。
ビジネス上では、「複数の要素が重なって」ないし「色々なことが互いに影響し合いながら」などという意味合いで用いられており、あいまった結果何が生じたのかについても丁寧に明示しておく必要があります。
「あいまって」を使った例文
・『弊社が準備を進めておりました新しい販売店舗につきましては、近隣の競合店が閉店したタイミングとあいまってオープン初日は沢山のお客さまにいらしていただくことができました』
・『御社の営業担当者を変更させていただいたのとあいまって、弊社の新しい製品も市場に展開するタイミングとなりました』
「あいまって」の類語や言い替え
・『相乗効果を起こしたことで』
・『重なりあった結果』
・『お互いに作用し合ったので』
まとめ
「あいまって」とは、ビジネスメールや敬語での会話シーンなどにおいて「いくつかのことがそれぞれ絡み合って」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてうまく使いこなしましょう。