この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「うだるような暑さが続きますが」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「うだるような暑さが続きますが」とは?
「うだるような暑さが続きますが」における「うだるような」は、「あまりの暑さに頭が茹で上がるような感じのすること」を表す言葉です。
したがって、「うだるような暑さが続きますが」のフレーズは「頭が茹で上がるような感じのする暑さが続くが」との意味の丁寧な表現となります。
このフレーズで使われている「うだる」は漢字表記では「茹だる」で、これは「ゆだる」とも読めます。
実は「うだる」は「ゆだる」が音変化したものです。
暑さを形容する場合には「ゆだる」ではなく、「うだる」が使われます。
また「うだるような」は、上記で「あまりの暑さに頭が茹で上がるような感じのすること」と説明しましたが、実際には頭がくらくらし、汗が噴き出し、体がぐったりするといった体の状態を比喩的に表現していると言えます。
「うだるような暑さが続きますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
このフレーズで使われている「うだるような暑さ」は、気温が何度以上の場合に使うべきと言った定義はありません。
しかし、テレビニュース等では一般的に日中の最高気温が、35℃以上の日を指す「猛暑日」の暑さを形容する言葉として使われているようです。
このフレーズは暑中見舞いや残暑見舞いの結びの挨拶で、相手の方を気遣う言葉を添えてよく使われます。
例えば、「うだるような暑さが続きますが、体調など崩されませんようお祈り申し上げます」等と使われます。
「うだるような暑さが続きますが」を使った例文
・『うだるような暑さが続きますが、夏バテなどなさいませんように』
・『うだるような暑さが続きますが、体調など崩されませんようお祈り申し上げます』
・『まだまだ、うだるような暑さが続きますが、ご自愛くださいませ』
「うだるような暑さが続きますが」の類語や言い換え
「うだるような暑さ」に類語としては「蒸し風呂のような暑さ」や「サウナのような暑さ」や「むせ返るような暑さ」等が挙げられます。
したがって、
「うだるような暑さが続きますが」のフレーズは、「蒸し風呂のような暑さが続きますが」や「サウナのような暑さが続きますが」や「むせ返るような暑さが続きますが」と言い換えることが出来ます。
まとめ
「うだるような暑さが続きますが」のフレーズは「頭が茹で上がるような感じのする暑さが続くが」との意味の丁寧な表現です。
暑中見舞いや残暑見舞いで、結びの挨拶において、相手の方を気遣う言葉を添えて使われる「猛暑」を表現するフレーズです。
