ここでは「お久しぶりです」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お久しぶりです」とは?
この「お久しぶりです」は、しばらく連絡をとっていなかった、会っていなかったという相手に対して使う挨拶表現になります。
どれくらいそのような期間があった時に使うといったような決まりがある訳ではないため、1ヶ月程度でもう使うこともあれば、半年や1年が過ぎて使うという場合もあり、その基準は使う人によって様々です。
もっと長い期間を経て使われるケースも多く、10年単位でその間が空いているという場合にも、普通に「お久しぶりです」と挨拶に使うことができます。
ですが、あまり長い期間が経った後だと、この表現だけで挨拶とするのはあまりよろしくなく、その相手が覚えているか分からない場合もあります。
そのため、長く間が空いている場合には、この表現の後に「あれから10年にもなりますが、覚えていらっしゃいますか」などとつけて使うといいでしょう。
「お久しぶりです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お久しぶりです」は、久しく連絡をしたり会っていなかったと伝えていることになる挨拶表現になります。
よって、最低でも1ヶ月以上は経過していないと使うべきではありません。
あまり早く使ってしまうと、使われた側がこの前会ったばかりじゃないかなどと思ってしまい、その時のことをよく覚えていないのではないかとも勘ぐられてしまいます。
実際には1ヶ月でもまだ早く、3ヶ月程度が経過してから使うもので、ビジネスでは以前に取引などがあり、しばらく間が空いていた相手や、担当が変わったなどの理由から連絡が疎通になっていたような他社の人間に使われることが多くなっています。
口語、文章のどちらでも使うことができ、友人間でしばらくぶりに電話を掛ける相手に使うといった場面も多く見られます。
「お久しぶりです」を使った例文
・『お久しぶりです。しばらくお会いしていませんが、お元気でしょうか』
・『お久しぶりです。半年前に駅前のイベントでご一緒させていただきました○○です』
「お久しぶりです」の類語や言い替え
・『久しくご無沙汰しております』
「お久しぶりです」をとても丁寧にした表現です。
使い方は一緒ですが、目上の人に用いる場合に向いており、ビジネスではしばらく連絡はとっていなかったものの、大切な取引相手だと(そうなると)思われるような相手に対して使うことが多いです。
まとめ
「お久しぶりです」は、しばらく連絡をとったり会っていなかった相手に対して使う挨拶表現になります。
一般的には3ヶ月くらいの間が空いてから用いられ、その意味から必ず以前にやりとりや面識があった相手が対象になる表現です。