この記事では、「お休みします」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「お休みします」とは?
「お休みします」は、与えられた任務や義務を行わないことを伝える丁寧な表現です。
「お休み+します」で成り立っている語で、「お休み」の「お」は謙譲語・丁寧語の接頭辞、「休み」は「休む」の連用形が名詞化した語で「欠席・欠勤する」、「します」の「し」は「する」の連用形、「ます」は丁寧語、全体で「欠席・欠勤する」の敬語表現になります。
「お休みします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お休みします」は、学校で授業のある日や、仕事で勤務するべき日などに、行かないことを表します。
「休み」は「労働を中断して心身を楽にする」という意味もありますが、この場合は「欠席・欠勤」という意味で使われます。
仕事においては法律で休暇を取ることが認められていますので、その範囲であれば特に詳しい事情を述べなくても問題ないことになっています。
「お休みします」の正しい文章表現
「お休みします」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『休ませていただきます』
「〜せていただく」「させていただく」は過剰敬語で「相手の許可が必要な場合」「自分にメリットがある場合」にのみ使えます。
この場合、当然の権利ではありますが、上司の許可が必要であるため、使っても問題ありません。
「お休みします」を使った例文
「お休みします」を使った例文は以下の通りです。
・『〇日は法事のためお休みします』
・『〇日は子供の授業参観のため、午後からお休みします』
・『営業時間のお知らせ・ゴールデンウィークは〇日〜〇日までお休みします』
「お休みします」の類語や言い替え
「お休みします」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『休みをいただきます』
・『休暇をいただきます』
・『休みますのでよろしくお願いします』
まとめ
今回は「お休みします」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
