この記事では、プライベートでもビジネスシーンでよく使われる「お会いするのを楽しみにしております」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「お会いするのを楽しみにしております」とは?
「お会いするのを楽しみにしております」のフレーズを言葉毎に分解し、それぞれの言葉の意味等を説明します。
まず最初の「お会いする」は「会う」の謙譲語表現です。
また、「しております」は「しています」の謙譲語Ⅱとの呼ばれる丁寧な表現です。
したがって、「お会いするのを楽しみにしております」は「会うのを楽しみにしている」との意味の敬語表現となります。
このフレーズは「お会いできるのを楽しみにしております」と、可能性を表す「できる」の言葉を使った表現で使われることも少なくありません。
「お会いするのを楽しみにしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お会いするのを楽しみにしております」のフレーズは、一般的には電話での話し言葉や、メール等での書き言葉として使われるフレーズです。
しかし、同窓会等で久しぶりに会い、その別れ際に「また来年お会いするのを楽しみにしております」とのフレーズで、面と向かって口頭で使われることもあります。
このフレーズは敬語表現なので、親しい間柄の先輩等には、少し敬意を下げた「お会いするのを楽しみにしています」との丁寧な表現に言い換えて使うのが良いでしょう。
また友人や仲間に対しては「会うのを楽しみにしている」や「会えるのを楽しみにしている」との表現に言い換えて使うと良いでしょう。
「お会いするのを楽しみにしております」を使った例文
・『来週のOB会でお会いするのを楽しみにしております』
・『3年ぶりにお会いするのを楽しみにしております』
「お会いするのを楽しみにしております」の類語や言い換え
「お会いする」の類語としては、「お目にかかる」が挙げられ、また「楽しみ」の類語としては「心待ち」が挙げられます。
したがって「お会いするのを楽しみにしております」のフレーズは「お目にかかるのを心待ちにしております」と言い換えることが出来ます。
また、「お会いするのを」を「お会いする日を」や「お会いする時を」として、使われることもよくあります。
さらに、先にも記したように、可能性表現を使って「お会いできるのを楽しみにしております」と言い換えることも可能ですし、少し敬意を下げた表現として「お会いするのを楽しみにしています」と言い換えることも可能です。
まとめ
「お会いするのを楽しみにしております」は「会うのを楽しみにしている」との意味の敬語表現です。
