ここでは「お会いできて嬉しかったです」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お会いできて嬉しかったです」とは?
「お会いできて嬉しかったです」は、誰かと会えたことを嬉しく思っていると表現しています。
直接その相手に「先日はお会いできて嬉しかったです」のように使うだけでなく、「この前は○○さんにお会いできて嬉しかったです」などと、別の誰かにその人に会えて嬉しかったと伝えるような用い方をすることもできます。
口語、文章のどちらでも使うことができますが、文章で見掛けることが多く、特にその人に直接使う例は、後からメールでそのように伝える用い方がほとんどです。
続けて「○ヶ月ぶりでしたが、お元気そうで何よりでした」といったように、会えたことに対する話を膨らませる場合が多く、ビジネスシーンで他社の人間を相手に使うこともできます。
「お会いできて嬉しかったです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お会いできて嬉しかったです」は、先の例のように、会えたことからそう思ったなどという内容で、それについての話を続ける使い方が多いですが、単に社交辞令として用いている場合も少なくありません。
つまり、実際に会ったのは間違いないとしても、言ってしまえばそこまで嬉しいと思っている訳ではなく、話の1つとしているだけという場合です。
その時にも同様にこの表現だけでなく、関連してどうこうといった使い方をするものなので、どちらで使っているのかを使われた側から判断するのは難しいことが多いです。
そのため、無理にどちらなのかと考える必要は特になく、特にビジネスで直接自分が相手になっている場合には、「こちらも嬉しかったです」と返すなど、同じように社交辞令と捉えられてもいい形で返答をしておけば問題ありません。
「お会いできて嬉しかったです」を使った例文
・『先の発表会では1年ぶりにお会いできて嬉しかったです』
・『いらっしゃるとは思っておりませんでしたので、お会いできて嬉しかったです』
「お会いできて嬉しかったです」の類語や言い替え
・『お会いできまして光栄でした』
その相手と会えたことを大変嬉しく思っている、それ自体を名誉だと感じているといった意味になる表現です。
ニュアンスとしては同じものの、該当の相手を立てて用いることになり、使う側から見て立場が上になる人物や、著名人などを対象として使う場合がほとんどです。
まとめ
「お会いできて嬉しかったです」は、その相手と会えて嬉しく思っているという意味になります。
社交辞令として使うことも多いため、使われた側はそこまで額面通りに捉える必要はなく、特にビジネスで久しぶりにその他社の人間と会ったといった時に、よく礼儀として使われている表現です。