色々な表現を知っていると、目上の方との会話も和やかに進みます。
「お噂はかねがね」の正しい表現と、その他の言い方も学んでおきましょう。
「お噂はかねがね」とは?
この場合の「お噂」とは、評判をあらわします。
「かねがね」は「前々から」という「以前から」にまつわるフレーズです。
尊敬する方を前にして使う言い回しで、知名度の高い方とお会いした時に取り入れるフレーズです。
社交辞令のあいさつ文として、よく出てくる表現なので、頭に入れておきましょう。
「お噂はかねがね」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
名前が知れ渡っている方に、直々にお会いできることがあるかもしれません。
高い功績をあげた方、あるいはその業界で知らない方はいない方に、ご挨拶する時の言い方が「お噂はかねがね」にあたります。
著名な方、有名な方に挨拶する時のひと言として、取り入れていきましょう。
一方で「お噂はかねがね」は人によってはアウトな言葉。
知名度が低い方、大きな功績を上げていない方に用いるのは、かえって失礼にあたります。
また不祥事の噂が流れている方など、いわゆる「いわく付きの方」には控えておきましょう。
「お噂はかねがね」を使った例文
・『お噂はかねがね、伺っております』
・『お噂はかねがね、耳にしております』
「お噂はかねがね」の類語や言い替え
同じような言い方に「風の便りに」があります。
風に乗ってやってくる噂をあらわします。
とあるニュースについて、それとなく話題に出す時に使います。
「風の便りで聞いたのですが」と活用できます。
ちなみに「風のうわさ」は誤用になりますが、現代では「風の便り」よりも浸透している表現。
あまり目くじら立てずに取り入れていきましょう。
言い替えに「よく存じ上げております」や「御高名を存じ上げております」があります。
まとめ
「お噂はかねがね」を解説しました。
大人びた言い回しを知っていると、できる社会人に見えます。
教養を磨きながら、ビジネスマンのスキルを上げていきましょう。
