失礼のない文になっていないか、ドキドキする敬語もあるものです。
「お変わりないでしょうか」の正しい使い方と、知っておきたい注意点を解説していきます。
敬語の腕を磨いていきましょう。
「お変わりないでしょうか」とは?
この場合の「お変わりない」とは、相手の体調やライフスタイルに変化がないことをいいます。
また「でしょうか」は「ですか」の丁寧な敬語です。
そのため「お変わりないでしょうか」で「何か変わったことは、ありませんか」という解釈ができます。
最後にお会いした時から、大きな変化がないことを確認する、大人びた敬語といえるでしょう。
「お変わりないでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
社交辞令のひとつとしても、広まっているのが「お変わりないでしょうか」という言い方です。
会っていない期間が長い方の、ご挨拶に使えます。
いきなり本題に入ってしまうより「何か変わったことはありましたか」とお聞きする方が、会話が盛り上がることもあるので、上手く用いていきましょう。
一方でそれほど親しくない方に「お変わりないでしょうか」と持ち掛けるのは、不躾にあたります。
プライベートのことを根ほり葉ほり聞いているように聞こえる場合もあるので、相手との距離感を見ながら用いていきましょう。
「お変わりないでしょうか」を使った例文
・『お久しぶりです。その後お変わりないでしょうか』
・『お世話になっております。あれからお変わりないでしょうか』
「お変わりないでしょうか」の類語や言い替え
似ている言い方に「お変わりありませんか」もあります。
こちらも「お変わりないでしょうか」と同様に、久しぶりの方にお会いした時に使えます。
言い替えに「ご無沙汰しております」や「ご家族の皆様もお元気ですか」や「お会いできて、嬉しいです」があります。
まとめ
「お変わりないでしょうか」を解説しました。
相手の気を逆撫でしない表現を心得ていると、穏やかなやり取りができます。
敬語力を引き上げて、元気に働きましょう。