振込みにまつわる言い方に迷うことがあります。
「お振込みをお願いしておりましたが」の使い方を見ていきましょう。
「お振込みをお願いしておりましたが」とは?
お振込みとは所定の銀行口座に、お金を送ることをいいます。
ネットバンクや銀行のATM機械を通じて、支払いを済ませることを指しています。
この場合は「お願いしておりましたが」と繋げているので、支払いが確認できなかった時に用いられています。
「お振込みをお願いしておりましたが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
経理を担当していると、言いにくいお願いをしなければいけない時があります。
「入金されていません」と言いたい時に、使用できるのがこちらのフレーズです。
支払いが確認できていないと感情的になりやすいものですが、色々な事情が重なって先方が忘れていることもあります。
これからのビジネスを考えて、心証を悪くしない言い方を取り入れていきましょう。
またこの督促状を送るタイミングで、得意先が振込みしているケースも想定できます。
そうした事態に備えるためにも「行き違いでしたら、どうぞご容赦ください」とお詫びの表現も取り入れていきましょう。
「お振込みをお願いしておりましたが」を使った例文
・『お振込みをお願いしておりましたが、あいにくご入金が確認できておりません』
・『お振込みをお願いしておりましたが、ご入金いただけていない状況でございます』
「お振込みをお願いしておりましたが」の類語や言い替え
似ている言い方に「お振込みいただきますよう、よろしくお願い申し上げます」があります。
こちらは請求書をお送りする際の言い方です。
具体的な期日をあげると、先方のミスを防げるので「お手数ですが4月20日までにお振込みいただきますよう、よろしくお願い申し上げます」と用いていきます。
また言い替えの表現に「お支払いをお願いしていましたが」があります。
まとめ
「ご入金が確認できておりません」の使い方を見てきました。
正しい表現を知って、敬語の達人を目指していきましょう。