予定した日時よりも遅れてしまった場合のフレーズには、「お渡しするのが遅くなり」があります。
謝罪に関わる表現となりますが、どんな用法がされるのかなど、気になるところを確認してみましょう。
「お渡しするのが遅くなり」とは?
品物などを渡す行動が予定よりも遅れてしまったことについて、相手にお詫びを述べる時に使われる表現です。
「お渡しするのが遅くなり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
予定の時刻や納期までに顧客や取引先の元へ、必要な品物を渡さなければいけないような状況があります。
しかし予定の日時よりも遅れてしまった場合に、「お渡しするのが遅くなり」を用いることになるでしょう。
これは口頭で述べられる他、謝罪メールや文書にも使うことができます。
まだ渡せていない時はもちろんですが、遅れて渡すタイミングの時や、すでに渡し終わった後に改めて使うことも可能です。
いずれのしてもこのフレーズには「申し訳ございません」など謝罪の言葉を続けることが重要となります。
また渡すものが何であるか、どうして遅れているかなどの情報も合わせたほうが、相手に理解されやすくなるでしょう。
まだ渡せない場合は「今しばらくお待ち下さい」など、適切な言葉を併せて伝えることが可能です。
「お渡しするのが遅くなり」を使った例文
・『この度はお荷物をお渡しするのが遅くなりまして、誠に申し訳ございません』
・『不測の事態が起こりまして、お渡しするのが遅くなりますが、しばらくお待ちください』
「お渡しするのが遅くなり」の類語や言い替え
「お渡しするのが遅れてしまいまして」は、上の言い方を丁寧な形としたものです。
「お渡しに時間をかけまして」は、渡すまでに時間を要してしまったことを言い表しています。
「ご送付が遅くなり」は、相手に送り付けることが遅れたとの意味になります。
「お待たせしまして」は、相手を待たせていることを丁寧に言う表現です。
「納期を過ぎてしまい」は、納入期限を超えたことを明確に表しています。
まとめ
何かの物を渡すことが遅れて謝罪を述べる際に使われるのが、「お渡しするのが遅くなり」なのでした。
これは状況を謝罪の言葉と併せる必要があり、状況についても一緒に説明することで効果を上げられます。
「時間をかけまして」など別の言い方もあるので、検討してみてください。