「お目にかかれることを楽しみにしております」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「お目にかかれることを楽しみにしております」とは?
「お目にかかれることを楽しみにしております」とは、ビジネスで使う会話やメールなどにおいて「拝見させていただくのを楽しみに待っております」もしくは「ご面会いただけるのを心待ちにしている次第でございます」などという意味合いで使われている言い回しです。
長期間にわたる取引や商売などを行っていく過程で、先方と顔を合わせる機会をもらううことができたり、商談に関するアポイントをもらえた場合などに使用されています。
「お目にかかれることを楽しみにしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お目にかかれることを楽しみにしております」とは、「お話し合いの場を設けていただけるのを首を長くしてお待ち申し上げております」ないし「直接ご挨拶させていただける日を楽しみに待たせていただきます」などという意味合いで使われている文言です。
「会う」の謙譲表現として使われている「お目にかかる」という語は、ビジネス上では、「取引相手や得意先の担当者や代表者などとご面会いただく」などというニュアンスで使われており、会った際にはどんな話をさせてもらいたいのかについても併記しておく必要があります。
「お目にかかれることを楽しみにしております」を使った例文
・『来月御社のオフィスにてお目にかかれることを楽しみにしておりますので、引き続きよろしくお願いいたします』
・『来週予定しております打ち合わせの席にて、新しく弊社をご担当いただく営業部員にお目にかかれることを楽しみにしております』
「お目にかかれることを楽しみにしております」の類語や言い替え
・『拝見させていただける場を待望しております』
・『お会いさせていただけますようお願い申し上げます』
・『ご面談いただけますことをお待ち申し上げております』
まとめ
「お目にかかれることを楽しみにしております」とは、ビジネスシーンにおいて「お顔を合わせるご機会を熱望いたしております」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを深く理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適材適所で使いこなしましょう。
