この記事では、「お詳しいですね」の使い方、使うときの注意点を説明していきます。
「お詳しいですね」とは?
何でも知っている人が凄いと思う気持ちを伝えるのが「お詳しいですね」【おくわしいですね】です。
相手がとても物知りなところに尊敬の念を込めて伝えるとき使います。
それほど専門的な知識を教えてくれる人に対して素晴らしいと敬意を表す言葉でもあります。
語尾に「ね」を付けると親しみ感が出せる言葉となるため、使う相手は普段から親しく話ができる上司や年上の従業員に対して使われています。
このように、普通では知りえない内容も調べているところに共感を抱く気持ちを伝えられます。
「お詳しいですね」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
敵視するライバル企業の新商品や販売戦略について知る目上の人を尊敬して、羨ましく思う気持ちを込めて「お詳しいですね」と言います。
よく調べた内容であると思う相手の話す内容を聞いたとき、「さすがお詳しいですね」とより強く褒める言葉を伝える場面でも使うのです。
また、納得させるほど詳しい部分まで教えてくれる相手に対しては「本当にお詳しいですね」と頷いて、受け入れるしかないほど凄い知識力に脱帽する気持ちを表します。
ただ、それほど具体的な知識を持ち合わせていない人に使うと貶しているように感じるので注意が必要です。
「お詳しいですね」を使った例文
・『本当に部長は海外事情に詳しいですね』
・『さすが社長は戦略方法についてお詳しいですね』
「お詳しいですね」の類語や言い替え
類語には「よく知っている」があり、物事の奥深くにまで知る人に驚きと感激すると共に、感心する気持ちを表せる言葉です。
この言葉に似た類語で、目上の人に対して失礼なく素晴らしいと伝えられるのが「精通している」【せいつうしている】です。
人が知りえない物事の本質を知り、見抜く力が備わっている賢い人を褒めるとき使われています。
また、「よくご存知ですね」もかなり詳しいところ知る目上の人を褒めて見習いたいと思う部下の気持ちを表す言葉です。
まとめ
ビジネスで使えることを独自に調べて記憶する目上の人が、いかに素晴らしいと感じたときの褒め言葉として使える言葉を取り上げました。
使い方を学び、うまく相手を褒めて好印象を与えてみましょう。