この記事では、「お誘いいただき恐縮です」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「お誘いいただき恐縮です」とは?
「お誘いいただき恐縮です」は、誘ってもらったことに対して、勿体ないほどありがたいと思う気持ちを表す丁寧な表現です。
「お誘い+いただき+恐縮+です」で成り立っている語で、「お誘い」の「お」は尊敬語の接頭辞、「誘い」は「誘う」の連用形、「いただき」は「もらう」の謙譲語「いただく」の連用形、「恐縮」は「ありがたい、申し訳ないなどの感情で身のすくむ思いであること」、「です」は丁寧語、全体で「誘ってもらいありがたくて身のすくむ思いだ」の敬語表現になります。
「お誘いいただき恐縮です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お誘いいただき恐縮です」は、目上の人や社外の人など、自分にとって目上の人からイベントや会合などに誘われた時に使われます。
「自分などが誘われて恐れ多い」とへりくだるニュアンスがあります。
誘ってもらったことへのお礼を述べる表現で、誘いを受ける、またはお断りする言葉が続きます。
「お誘いいただき恐縮です」の正しい文章表現
「お誘いいただき恐縮です」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『お誘いいただき大変光栄に存じます』
お誘いを受けて恐れ入るよりも、素直に喜びを表した方が相手も嬉しくなります。
「光栄」は「名誉であること」、「存じます」は「思います」の謙譲語、全体で「誘ってもらい大変名誉に思う」になります。
「お誘いいただき恐縮です」を使った例文
「お誘いいただき恐縮です」を使った例文は以下の通りです。
・『週末キャンプにお誘いいただき恐縮です』
・『映画の試写会にお誘いいただき恐縮です』
・『コンサートにお誘いいただき恐縮です』
「お誘いいただき恐縮です」の類語や言い替え
「お誘いいただき恐縮です」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『お誘いいただき誠にありがとうございます』
・『お声がけいただき大変嬉しく存じます』
・『お勧めいただき御礼申し上げます』
まとめ
今回は「お誘いいただき恐縮です」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。