ある場所を訪れる時にお馴染みなのが、「お邪魔いたします」という表現です。
使いやすい表現ですが、気をつけたいポイントも含まれているのでした。
お邪魔いたしますの用法や、気になるところを確かめてみましょう。
「お邪魔いたします」とは?
自分が邪魔になるかもしれないとの謙遜の気持ちを込め、相手の場所へと入って行くことを告げるための表現です。
「お邪魔いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
上司の部屋、会議室、出張先の会社など、自分が訪れる必要のある場所が至るところに存在します。
その時に「お邪魔いたします」と言って、自分が入ると邪魔かも知れないとの謙遜の気持ちを表現することが可能です。
用いるタイミングは、お邪魔することが決定した時、あるいはお邪魔する瞬間です。
口頭やメールなどに使う際には、ただこの表現だけを述べることも差し支えはありません。
しかし「明日中に」など、日付や訪問理由などを併せて伝えることもできます。
またこのフレーズの後に、「よろしくお願いします」など、頼んだり願う言葉を併せることもできるでしょう。
また目上に対しては、さらに丁重な表現を選んだほうがいい場合もあるので考えてみてください。
「お邪魔いたします」を使った例文
・『それではお邪魔いたします』
・『予定通り明日中にお邪魔いたしますので、よろしくお願いします』
「お邪魔いたします」の類語や言い替え
「お邪魔させていただきます」は、相手の許可を得る形の「させていただく」を用い、目上に対して訪れることを伝える表現です。
「立ち寄らせていただきます」は、一時的に訪ねることについて、許可を得る形で伝えています。
「訪問させていただきます」は、許可を得て相手の元を訪れることを伝える表現です。
「お伺いいたします」は、相手の元を訪ねることを、敬意を込めて伝える言い方となります。
「失礼いたします」は、礼儀がないですがと謙遜しながら、相手の元を訪ねる時に使える表現です。
まとめ
相手の居場所に入るにあたり謙遜の気持ちを込めて使われるのが、「お邪魔いたします」との表現でした。
これはその場所に入る前に使うことが通常です。
また目上に丁重な表現が必要なら、「させていただく」などの言い回しもできます。
これを訪問時に役立ててみてください。
