この記事では「お食事の席」について解説をします。
「お食事の席」とは?意味
食事をする場所、食事をするところという意味です。
「お食事」は、「食事」を丁寧な言い方にしています。
「食事」は、栄養素を摂るために食べものを口にすること、またその食べもの、食事をする時間という意味がある名詞です。
名詞に「お」をつけると丁寧な表現になります。
「席」は座る場所、集まりなどが行われる場所という意味です。
「お食事の席」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、食事をする場所を指して用います。
この言葉だけで使うのではなく、前後に言葉をつけます。
たとえば、上司が他社の人と会食をすることになったとします。
その食事の場所を用意するようにAさんが頼まれました。
上司と他社の人に喜んでもらおうと、いろいろと調べたりして食事をする場所を決めました。
決まったことをAさんから上司に報告をします。
このときに「お食事の席を予約いたしました」のような使い方をします。
同僚と一緒にランチをすることになったとします。
そのときは「お食事の席」とはあまりいいません。
「お」は名詞について、丁寧または上品に表現をするものです。
同僚に対して「お食事の席」と丁寧または上品に伝えると違和感があります。
つまり、この言葉は敬うべき人に対してや改まった場で使う言葉なのです。
そのため、この言葉の前後の言葉も丁寧にします。
先の例の場合だと「いたしました」と相手を敬う表現をしています。
「いたす」は「する」の謙譲語で、自分側の行為を低めて表現をして相手を敬います。
「お食事の席」を使った例文
・『お食事の席をご用意いたしました』
「お食事の席」の返答や返信
この前後に伝えている事柄によって返す言葉が変わります。
食事の場所を用意したと伝えてきた場合は、用意をしてくれたことへお礼を伝えます。
食事の席に案内をするという場合は、その人に従って行動をします。
他に一緒に行動をする人がいるなら、その人のことへも配慮をしましょう。
自分だけ先に行動をせず、相手のペースも考えるようにします。
まとめ
この言葉は、食事をする場所という意味です。
食事をする場所を用意したなど伝えるときに用います。
この前後に言葉をつけて使ってください。