この記事では「こちらこそ、貴重なお時間をいただき」について解説をします。
「こちらこそ、貴重なお時間をいただき」とは?意味
自分の方も大切な時間をもらって、という意味です。
「こちら」は話し手自身や話し手側を指しています。
「こそ」は、ある事柄を取り上げて強める意を表します。
「貴重」は非常に大切なさまです。
「お時間」は「時間」を相手を敬っていう語です。
「お」を名詞につけると尊敬の意を表します。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
「こちらこそ、貴重なお時間をいただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手から感謝を伝えられて、それに対して「自分の方こそありがとう」と伝えるときに用います。
まず、相手から感謝を伝えられています。
相手から感謝を伝えられていないときには、「こちらこそ」は使いません。
もらった時間が数分であっても、感謝を伝えることは大切です。
誰にとっても1日は24時間で、それ以上増やすことはできません。
1分でも大切なのです。
特に忙しい人は1分でも大切にしているでしょう。
大切な時間をもらったことは、ありがたいといえます。
そして、伝えるタイミングが大切です。
相手からお礼の言葉をもらったら、できるだけすぐに言葉を返しましょう。
メールであれば、24時間以内に返信をすることが望ましいです。
「こちらこそ、貴重なお時間をいただき」を使った例文
・『こちらこそ、貴重なお時間をいただきありがとうございます』
「こちらこそ、貴重なお時間をいただき」の返答や返信
こちらからお礼を伝えて、そしてこの言葉をもらっています。
メールの場合であれば、お礼の言葉だけなら返信の必要はありません。
いつまでもやり取りが続いてしまい、対応のために相手の時間を奪うことになります。
対面であれば、相手に気を遣わさないように「お気になさらないでください」「いえいえ」などの言葉を返すとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、時間を作ってくれたことへお礼を伝えるときに使われるものです。
まず、相手の方から感謝を伝えている場合に使う点に気をつけてください。
自分が先にお礼を伝えるときならば、「こちらこそ」は使いません。
