「このような事態を招いてしまいました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「このような事態を招いてしまいました」とは? ビジネス用語

ここでは「このような事態を招いてしまいました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「このような事態を招いてしまいました」とは?

「このような事態を招いてしまいました」は、その原因や理由を述べた後に、それらによってそうなってしまったという意味で用います。

総じてよくないことが起こってしまった場合に使われる表現で、「こちらの手違いにより、このような事態を招いてしまいました」のような用い方になります。

この場合、原因は自分側の手違いだと言っており、それによって何かが起こってしまったと伝えていますが、その内容は決していいことではなく、そうなってしまった報告として使われるケースが多い表現です。

つまり、それにはそういった原因や理由があったということを伝えるために用いられています。


「このような事態を招いてしまいました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「このような事態を招いてしまいました」は、使い方は先の通りですが、それなりに大きな事態が起こってしまい、それについての説明をしなければいけないといったシチュエーションで使われることになります。

丁寧な表現になるので、相手は上司や目上の人、または他社になると考えてよく、その調査が終わった後の報告書などでよく見掛けます。

口語で使うことはあまりなく、そちら向けではないため文章で使う表現で、仰々しい表現にもなるのでビジネスシーンを始めとした丁寧な説明が必要になる場面でないとまず使いませんが、BtoCでも大きな迷惑を掛けてしまうような事態になった場合にお客様になる相手に用いることがあります。


「このような事態を招いてしまいました」を使った例文

・『以上の要因が絡み合い、このような事態を招いてしまいました』
・『こちらとしても想定外の出来事から、このような事態を招いてしまいました』

「このような事態を招いてしまいました」の類語や言い替え

・『このような失態を招いてしまいました』
自らの失態だという使い方になるので、明らかにこのように使う側に原因や理由があり、よくないことが起こったという場合には、こちらを用いた方が適しています。

「このような事態を〜」でもそういった使い方ができますが、より自分側に責任があるということを明確にするために、その場合にはこのように使うといいでしょう。

まとめ

「このような事態を招いてしまいました」は、そういった原因や理由からこのようなことになってしまった、という使い方になります。

その事態とは総じてよくないことになり、それについての説明を行う場面で用いられる場合が多い表現です。

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