ビジネスメールや会話で使われる「ひとえに」は、感謝や謝罪の表現に使われることが多い言葉です。
しかし、その使い方や意味を正確に理解していないと、誤解を招く可能性があります。
ここでは、「ひとえに」の意味、ビジネスメールや会話での使い方、類語について詳しく解説します。
「ひとえに」とは?
「ひとえに」とは、「そのこと以外に理由がないこと」または「あることだけをすること、ひたすら」という2つの意味があります。
この言葉は、感謝や謝罪の表現によく使われます。
例えば、「今日までやって来られたのもひとえに皆様方のおかげでございます。心より感謝申し上げます」のように使用します。
「ひとえに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ひとえに」はビジネスの場や冠婚葬祭の場など、礼儀を重んじるかしこまった場面で使う副詞です。
「ひとえに」を使う際は、「皆様」や「あなた」など、相手を立てる言葉を選ぶべきです。
また、「ひとえに」の後ろには、「〜のおかげ」と付けることが多いです。
例えば、「今日までやって来られたのもひとえに皆様方のおかげでございます。心より感謝申し上げます」のように使用します。
ただし、その使い方や意味を正確に理解していないと、誤解を招く可能性がありますので注意が必要です。
「ひとえに」を使った例文
・『今日までやって来られたのもひとえに皆様方のおかげでございます。心より感謝申し上げます』
・『設立以来8年で上場できましたのも、ひとえに皆様の暖かいご支援のおかげと心より感謝しております』
・『これもひとえに皆様方の並々ならぬ努力とお力添えがあったからこそです』
「ひとえに」の類語や言い替え
「ただそのことだけをする」の意味では、「ひたすらに」「ただただ」「全て」が類語です。
「他に理由がない」の意味では、「専ら(もっぱら)」「一途に」「主に」が類語です。
まとめ
「ひとえに」という言葉は、感謝や謝罪を表す際によく使われます。
しかし、その意味や使い方を正しく理解していなければ、誤解を招く可能性があります。
この記事で「ひとえに」の意味や使い方、類語を学んだことで、ビジネスメールや会話で適切な表現を選択することができるようになるでしょう。
