この記事では「ごちそういただきまして」について解説をします。
「ごちそういただきまして」とは?
食事でもてなしてもらって、という意味があります。
「ごちそう」は食事などで人をもてなすことを、それをする人やそれを受ける相手を敬って言う語です。
また、「馳走」の美化語です。
「いただき」は「もらう」の謙譲語で、自分にとって利益になる事柄を他人から受ける意を表します。
「まし」は「ます」のことで、敬意を表す語です。
「ごちそういただきまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が他人から食事でもてなしてもらったときに用います。
「ごちそういただき」は「ごちそうしていただき」としてもよいでしょう。
外食をする場合、相手が全額を支払う、自分も支払うけれど相手の方が支払う額が多い、自分と相手が半分ずつ支払うといったパターンがあります。
この言葉を使うのは、相手が全額を支払ったときや、自分も支払ったけれど相手の方が支払額が多いときです。
どちらの場合も、具体的な金額は出さないようにしましょう。
「3000円多く支払っていただき」といったことは伝えてはいけません。
そして、この言葉の後にはお礼を伝えます。
さらに具体的なエピソードなどあると、より気持ちが伝わります。
食事をして楽しかったことや、料理への好ましい感想など伝えてみるとよいでしょう。
「ごちそういただきまして」を使った例文
・『ごちそういただきましてありがとうございます』
「ごちそういただきまして」の返答や返信
食事を一緒にできて楽しかったようならば、その気持ちを伝えてみてください。
また一緒に食事をする機会を作れるようならば、そのことを伝えてみるとよいかもしれません。
相手が楽しんでくれていたなら、また同じような機会ができることを喜んでくれるはずです。
「おごってやったのだ」ということは伝えてはいけません。
それでは相手に負担をかけてしまったり、不快にさせてしまったりします。
まとめ
この言葉は、食事でもてなしてもらったときに伝えるものです。
感謝の気持ちや食事への感想などとともに伝えてみてください。