ここでは「ご入金の確認ができておりません」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご入金の確認ができておりません」とは?
「ご入金の確認ができておりません」は、その相手からの入金が確認できない場合に、それを伝えるために用いられます。
ここで言う「入金」とは、金融機関の口座への振込で行う支払いのことになり、その方法で支払ってもらうように要求している側が使う表現になります。
指定した口座に振込がされていないという意味になるため、このように使う前にその確認を行っていることが条件になり、それからできるだけ間を空けずに用います。
それは、確認からこう使うまでの間に入金が行われたといったラグを避けるためで、「○日の時点でご入金の確認ができておりません」のように、それを行った日を明記して使うのが通例です。
「ご入金の確認ができておりません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご入金の確認ができておりません」は、支払いがまだ行われていないと伝えるために用いられます。
何かの商品やサービスの代金だけでなく、返済にあたる入金に対して使うこともでき、口語より文章に向いている表現です。
近年では土日や祝日も含み、24時間いつでも瞬時に振込が反映するモアタイムというシステムに加盟している金融機関が多くなっているので、振り込みを行っているものの、その先にまだ反映されていないといったケースは減ってきていますが、その可能性も考えて、先のように「○日の時点で」と確認した日付を明記するだけでなく、この後に「入れ違いで既にご入金いただいている場合はご容赦ください」などと続けるのが礼儀になります。
「ご入金の確認ができておりません」を使った例文
・『○○の代金のお支払いですが、昨日時点でご入金の確認ができておりません』
・『○日の時点でご入金の確認ができておりません。至急お支払いをお願いいたします』
「ご入金の確認ができておりません」の類語や言い替え
・『お振込みの確認ができておりません』
こちらの方が振込による入金だと分かりやすい表現です。
元の「ご入金」でも使い方は一緒ですが、その相手より他の方法での支払いを受けたことがある場合には、今回は振込でそれをお願いしているということを強調することができるため、こちらを使った方がいいかも知れません。
まとめ
「ご入金の確認ができておりません」は、金融機関への振込による支払いの確認ができていないという意味になります。
「○日までに」などといつの時点のことだとつけて使われることが多く、振込から口座への反映までのラグも考慮し、基本的にはそのような用い方になると考えていいでしょう。
