「設置いたしますので」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「設置いたしますので」とは? ビジネス用語

ここでは「設置いたしますので」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「設置いたしますので」とは?

「設置いたしますので」は、何かを設置すると伝えるための表現です。

そうするので、と続けて使うため、「投票箱を設置いたしますので、そちらにご投票ください」などという用い方になります。

ここでいう「設置」は、その投票箱のような物理的な存在だけでなく、ネット上に「掲示板を設置いたしますので、そちらに書き込んでください」といったように、または電話での受付窓口をそうすると使うこともできます。

その場合にもそうするのでどうこうという流れの用い方になり、口語、文章のどちらでも使うことができます。


「設置いたしますので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「設置いたしますので」は、これからそうするという使い方になる表現です。

つまり、このように使った時点ではまだそれは行っておらず、これからそうするので、と伝えています。

そのため、「来週にでも掲示板を設置いたしますので、それについてのご意見があればお願いします」などと、それについて意見があれば、とその設置に関わることを求めて使ってもよく、それ次第ではもしかすると設置を取りやめる場合があるかも知れません。

この手の使い方も色々なシーンまま見られます。


「設置いたしますので」を使った例文

・『当日は特設のステージを設置いたしますので、そのための人出が必要です』
・『サポート用のフリーダイヤルを設置いたしますので、これからの問い合わせの類いはそちらまで掛けてもらうつもりです』

「設置いたしますので」の類語や言い替え

・『設定いたしますので』
この「設定」とすると、機械的な調整を行ったり、ソフトウェアのパラメータのそれなどを指して使う表現になります。

「うまく動くように設定いたしますので、もう少しお待ちください」のように用いられており、新たに作る「設置」とは異なり、今あるものに対してそうするという使い方になります。

まとめ

「設置いたしますので」は、これから何かを設置するという意味で用いられます。

この時点ではまだそれを行っておらず、そうする予定なのでどうこうと続けて使う表現となっており、その設置するにあたっての意見を聞きたいなどといった用い方をしても構いません。

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