この記事では、ビジネスシーンでよく使われる言葉の「ご参集」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「ご参集」とは?
「ご参集」の読みは「ごさんしゅう」で、「多くの人が集まり、参加すること」を意味する「参集」に、敬意を表す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
「ご参集」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご参集」の言葉は、「参集」をお願いする際に、「ご参集の程、お願い申し上げます」と使われたり、「参集」してくださったことに対して、「ご参集いただき、誠にありがとうございます」と感謝を述べるフレーズとしてよく使われます。
ビジネスシーンでは具体的には、会議や会合、セミナーやイベントに参加することを指して使われることが多いと言えます。
この言葉は、実際に一定の場所に集まって参加する場合を指して使われるもので、Web会議やWebセミナーに参加する場合には使うことは出来ません。
また言葉の意味で説明した通り、大勢の人が参加する場合に使われる言葉です。
大勢とは何人以上と言う定義などはもちろんありませんが、少なくとも2,3人で集まる場合には使うべき言葉ではありません。
使用する場合には、こうした点に注意が必要と言えます。
「ご参集」を使った例文
・『ご多忙中とは存じますが、営業所長会議へのご参集の程、よろしくお願い申し上げます』
・『本日はお忙しい中、ご参集いただきましたこと、心より感謝いたします』
・『弊社の創業記念式典は、多くの関係者にご参集いただき、盛大に終えることが出来ました』
「ご参集」の類語や言い換え
「ご参集」の類語としては「ご参画」が挙げられます。
「ご参集」や「ご参画」は、少し改まった言葉で、もう少しフランクな言葉を使いたい場合の類語としては「ご参加」や「ご出席」や「お越し」等が挙げられます。
まとめ
「ご参集」の言葉は、「多くの人が集まり、参加すること」を意味する敬語の言葉です。
この言葉は、「参集」をお願いする際に、「ご参集の程、お願い申し上げます」と使われたり、「参集」してくださったことに対して、「ご参集いただき、誠にありがとうございます」と感謝を述べるフレーズとしてよく使われます。
