この記事では、「ご応募くださいまして」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「ご応募くださいまして」とは?
「ご応募くださいまして」は、自社で運営する、人を集める企画に参加してくれた人へ連絡する丁寧な表現です。
「ご応募+ください+まして」で成り立っている語で、「ご応募」の「ご」は尊敬語の接頭辞、「応募」は「呼び掛けに応じて参加すること」という意味、「ください」は動詞「くれ」の尊敬語、「まして」は丁寧語の助動詞「ます」の連用形「まし」に、接続助詞「て」が付いた語、全体で「呼び掛けに応じて参加してくれて」の敬語表現になります。
「ご応募くださいまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご応募くださいまして」は、自社が提供する懸賞やキャンペーンや、小説・作品などのコンクールに参加申し込みをした人へ、事務局から申し込みを受け付けたことを伝える時に使われます。
敬語表現ですので、このまま顧客に使えます。
自社の宣伝活動に相手が参加してくれたのですから、後にお礼の言葉を伴って使いましょう。
「ご応募くださいまして」を使った例文
「ご応募くださいまして」を使った例文は以下の通りです。
『この度は、弊社のキャンペーンにご応募くださいまして誠にありがとうございました』
自社で企画するキャンペーンに応募してくれた人への連絡に使われます。
「弊社」は「自分の会社をへりくだって言う語」です。
『この度は、弊社の求人にご応募くださいましてありがとうございます』
求人広告を見て応募した人に対して、面接の案内や、書類審査の結果などをしらせるメールや文書に使われます。
「ご応募くださいまして」の類語や言い替え
「ご応募くださいまして」の類語や言い替えは以下の通りです。
『お申込みくださいまして』
「お申し込み」の「お」は尊敬語の接頭辞、「申し込み」は「募集などに応じて手続きをとる」という意味です。
『ご応募いただきまして』
「いただき」は動詞「もらう」の謙譲語「いただく」の連用形です。
「ください」は相手が主体、「いただく」は自分が主体になります。
まとめ
今回は「ご応募くださいまして」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。