この記事では、「ご手配いただきありがとうございます」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「ご手配いただきありがとうございます」とは?
「ご手配いただきありがとうございます」は、相手が必要なものごとの手はずを整えてくれたことへのお礼を述べる丁寧な表現です。
「ご手配+いただき+ありがとうございます」で成り立っている語で、「ご手配」の「ご」は尊敬語の接頭辞、「手配」は「ものごとに先だって役割や段取りを決めたり、必要な物を用意したりすること」、「いただき」は「もらう」の謙譲語「いただく」の連用形、「ありがとうございます」は「ありがたい」の丁寧語で、「滅多にないことと思い感謝する」、全体で「前もって用意してもらい感謝する」の敬語表現になります。
「ご手配いただきありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご手配いただきありがとうございます」は、相手がイベントや会議の準備をしてくれたり、自分達に必要な予約や支度をしてくれた時などに津使われます。
「お手配」と言うこともありますが、「お・ご」の使い分けについては、基本的に和語(訓読み)の前につける場合は「お」、漢語(音読み)の前につけるときは「ご」となっています。
「手配」は「手」が訓読み、「配」が音読みのため、どちらも使えます。
「ご手配いただきありがとうございます」を使った例文
「ご手配いただきありがとうございます」を使った例文は以下の通りです。
・『飛行機のチケットをご手配いただきありがとうございます』
・『プレゼンの会場予約をご手配いただきありがとうございます』
・『ホテルへの送迎車をご手配いただきありがとうございます』
「ご手配いただきありがとうございます」の類語や言い替え
「ご手配いただきありがとうございます」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『ご用意いただきありがとうございます』
・『ご準備いただき感謝申し上げます』
・『ご尽力いただき心より御礼申し上げます』
まとめ
今回は「ご手配いただきありがとうございます」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。