ここでは「ご教示いただきたいです」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご教示いただきたいです」とは?
「ご教示いただきたいです」は、何かについて教えて欲しいと伝えるために使います。
少し崩すと「お教えいただきたいです」となり、それを丁寧にした表現です。
そちらでも十分に丁寧な使い方となっていますが、更にそうする必要がある場合に用いられており、例えば、大学で教授に対して何かについて詳しく教えてもらいたいと思ってこのように使ったり、ビジネスシーンで上司に教えてもらいたいことがあるといった時がそれにあたり、「○○について、もっと詳しくご教示いただきたいです」といったような使い方になります。
「ご教示いただきたいです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご教示いただきたいです」は、先のように、とても丁寧に何かについて教えて欲しいという使い方になる表現です。
文章で使われるのが通例で、使う相手を選んで用いる必要がありますが、個別にではなく、ネット上で「これについて詳しく分かる方がいましたら、是非ご教示いただきたいです」などと使うこともできます。
見た目から仰々しい表現になるので、その内容は問いませんが、一言二言で済んでしまう内容にはあまり向いておらず、それなりの説明が必要になることに対して使われる表現です。
「ご教示いただきたいです」を使った例文
・『このシステムの詳しい操作方法を是非ご教示いただきたいです』
・『○○についてとても興味をもちましたので、その歴史について詳しくご教示いただきたいです』
「ご教示いただきたいです」の類語や言い替え
・『ご教授いただきたいです』
「ご教示〜」と似た意味になりますが、こちらの「ご教授」とすると、その場で済むような内容ではなく、それなりの手間や時間をかけて教えて欲しいという解釈になります。
どちらでも構わないケースもありますが、学問的、または専門的な内容に対して用いるのに向いているので、上の例文の2つ目はこちらの方が適しているかも知れません。
まとめ
「ご教示いただきたいです」は、何かについて教えて欲しいと丁寧に伝えるための表現です。
下から仰々しくそのように使っているため、相手を選ぶ表現となっており、そのような性質からほとんどの場合で文章で用いられています。
