「ご無沙汰しておりました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「ご無沙汰しておりました」とは?
「ご無沙汰しておりました」とは、長らく会っていなかったり、連絡を取っていなかった相手に対して挨拶する場面で使用できる言葉です。
「ご無沙汰」は「ごぶさた」と読み、「沙汰」が「無い」ことを指す言葉です。
「沙汰」とは「便り」「知らせ」という意味ですので、「長らく連絡をしていませんでしたね」と丁寧に詫びるフレーズとなります。
丁寧な表現ですので、自分よりも目上の人や敬意を払うべき相手に対しても使用することができます。
「ご無沙汰しておりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご無沙汰しておりました」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが数年間の転勤後にまた元の職場へ戻ってきたとします。
その際、以前の取引先へ復帰を伝えるとともに「長らくご無沙汰しておりましたが、またこの職場に復帰することができて嬉しく思います」と挨拶すると丁寧でへりくだった印象になります。
「ご無沙汰しておりました」を使った例文
・『長らくご無沙汰しておりました。以前の研修でご一緒して以来になります』
・『すっかりご無沙汰しておりましたが、皆さまお変わりありませんか』
「ご無沙汰しておりました」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「お久しぶりです」や「久しくお目にかかっていませんでした」「長らくお顔を拝見できず失礼いたしました」などに言いかえできます。
また相手を気遣った「お変わりありませんでしたか」や「お元気そうで何よりです」といったフレーズも使用できますので、相手との関係性やシーンにより適宜使い分けましょう。
まとめ
このように「ご無沙汰しておりました」は、長らく会っていなかったり、連絡を取っていなかった相手に対して挨拶する場面で使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
