「ご留意の上」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご留意の上」とは?
「ご留意の上」とは、ビジネスシーンにおいて「あることを行う際には特定のことについて必ず忘れないように」または「しっかり覚えておくように」などという意味合いで使われている言い回しです。
取引先や顧客などに対して取引や商売などを行う上での注意事項を伝えたり、自社が取り扱っている商品やサービスなどについての大切なことを知らせたい場合などに用いられている表現で、「重要な情報やアドバイスなどについては常に頭の片隅に置いておいてください」などというニュアンスで使用されています。
「ご留意の上」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご留意の上」とは、「業務を進めていく上で絶対に忘れてはならないことを守ってください」または「取引を行うにあたっての心構えを覚えておくように」などという意味合いで用いられている表現です。
ビジネス上で必ず守らなければならないルールや商売における常識などについては、いつも心に留めておく必要がある旨を伝えたい場合に用いられており、業務上で必要となる手法やコツ、またはものごとにおける事情や背景などについて前もって理解しておく必要がある旨をお知らせする際に使用されています。
「ご留意の上」を使った例文
・『弊社の取り扱い商品を発注いただく際には、最低数量10個から承っておりますのでご了承いただけますようお願い申し上げます』
・『次回の打ち合わせは弊社にて行う予定でおりますが、現在オフィスが入居しておりますビルが改装中であることをご留意の上、いらしていただければと思います』
「ご留意の上」の類語や言い替え
・『お含みおきいただけますよう(お願い申し上げます)』
・『ご承知おきいただけますと(幸甚でございます)』
・『常に覚えておいていただきますよう(お願いいたします)』
まとめ
「ご留意の上」とは、ビジネスの場において「あることについて常に心に留めておいてください」などという意味合いで用いられている言い回しです。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解しながら、場面や状況などに応じてそつなく使いこなすようにしましょう。