「ご縁があることを願っております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご縁があることを願っております」とは? ビジネス用語

ここでは「ご縁があることを願っております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご縁があることを願っております」とは?

「ご縁があることを願っております」は、何かの応募時に用いられることがある表現です。

例えば、どこかに就職、アルバイトをするための面接の最後にこのように付け加えたり、応募書類に同様に書き添えるなどして、それがいい方向にいくようにという意味で用いるという具合です。

この「ご縁」はその手のシーンではよく使われており、不採用になってしまった場合に逆に、「ご縁がありませんでした」といった表現を使われることがあります。

このような使い方になるだけに、それほど見聞きする機会のある表現でもありません。


「ご縁があることを願っております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご縁があることを願っております」は、少し変わった用い方もできる表現で、先のような採用が絡むシーン以外に、「いいご縁があることを願っております」などと使われることがあります。

この場合には、異性との交際関係のことを言っていると考えておく、そちらの意味での縁があるようにといった用い方になります。

こういった使い方もよくされる表現ですが、その相手に失礼にならないように、例えば、その相手が婚活イベントに参加するという時に使うことができるくらいで、普段から用いることができる訳でもありません。


「ご縁があることを願っております」を使った例文

・『本日は面接ありがとうございました。ご縁があることを願っております』
・『婚活中とのことですが、次のパーティーではいいご縁があることを願っております』

「ご縁があることを願っております」の類語や言い替え

・『ご縁がありましたら』
この形にすると、機会があればという意味になります。

「ご縁がありましたら、またご一緒させてください」のように使われる表現で、それがあればという用い方で社交辞令として使うことも多くです。

よって、使われた側としては、そこまで本気で言っているとは考えない方がいい場合も少なくありません。

まとめ

「ご縁があることを願っております」は、採用に関わる時や、異性との交際関係において、縁があれば嬉しいという解釈で用いられます。

後者の場合には、相手との関係やシチュエーションに注意して、くれぐれも失礼にはならないように使ってください。

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