何かの行動をお知らせをする場合には、「することになりました」というフレーズが使われます。
個人でも組織としても使えますが、使う場面などに気をつけたい表現です。
どんなふうに用いるべきかなど、確かめてみましょう。
「することになりました」とは?
自分や組織が何ら行動を取る状況が決定したことについて、人々に発表する際に使われる表現です。
「することになりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
今年で退職をすると伝えたり、新規出店をすると発表を行うなど、職場では何らかの動きが出る場面があります。
そのような行動を発表するにあたり、「することになりました」で言い表すことが可能です。
口頭や文書で使う時には、「出店する」などのように、具体的に何をするのかを含めなければいけません。
また「今月いっぱいで」など、それをする年月についても併せて伝えることができます。
例えば個人としては退職、転勤、お休みなどの機会に相応しいです。
会社としては移転、出店、新たな取り組みの導入などの機会に使われます。
ただしこれは、日常の些細な物事について一々発表すると、違和感が出てしまうので注意してください。
また柔らかな表現なので、公式的な場では一層丁寧な形などに言い換えたほうが良い場合もあります。
「することになりました」を使った例文
・『私は今月いっぱいで退職することになりました』
・『弊社は今年12月をもちまして、新社屋に移転することになりました』
「することになりました」の類語や言い替え
「させていただくことになりました」は、相手から許可を得る形の「させていただく」を用い、する状況が決定したことを表しています。
「運びになりました」は、することが決まったことを意味する表現です。
「することに決定しました」は、行う状況がはっきり決まったことを言い表しています。
「するに至りました」は、行う状況に達したことの意味です。
まとめ
行動が決定したことを人々に発表するにあたり、「することになりました」を使うことができるのでした。
個人の転勤や会社の出店など、さまざまな場面に使用可能です。
しかし些細なことで一々発表すると、おかしくなることは注意点となります。
「させていただく」の形など、より丁寧な表現に言い換えることを考えてみても良いでしょう。