「するつもりです」はビジネスだけでなく日常会話でも使われる言葉です。
使い方に注意が必要な言葉ですが、ビジネス用語の「するつもりです」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「するつもりです」とは?
「するつもりです」とは、「そうする意志がある」という意味で使われているビジネス表現です。
前もって決めておく考えのことを「つもり」といいます。
未来の行動に対して用意しておく考えなので一般的には「まだやっていないがそう考えている」という意味合いで使われている表現です。
「するつもりです」は未来の行動に対して意志があることを表していますが、現実的な条件や準備とは関係なくその人の意志だけを表す言葉なので実現する可能性については含まれていません。
全く実現不可能な内容であっても前向きな意志があれば「するつもりです」という表現が使われます。
「するつもりです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「するつもりです」は意志を強く表明する言い方ですが、逆に言えば本人の意志しか表していません。
準備状況や実現可能性とは無関係に使える表現なので、ビジネスの世界で「するつもりです」という言葉を使うと考えているだけでは意味がないと受けとられる可能性があります。
「つもり」ではなく具体的な話を聞かせてくれ、と要求される可能性があるので注意してください。
「するつもりです」を使った例文
・『来週までには話をするつもりです』
・『誠心誠意精進するつもりです』
・『うまく休みが取れるようシフト調整するつもりです』
「するつもりです」の類語や言いかえ
「する予定です」は計画に具体性を伴う場合にふさわしい言い方です。
「しようと思う」だと平易な言い方になります。
「したい」「やりたい」は願望の要素が混じった強い言い方です。
「する方向です」は婉曲的でビジネス表現らしい言い回しです。
まとめ
「するつもりです」はネガティブなニュアンスに解釈される可能性がある表現なので使い方に注意してください。
