この記事では「ぜひご一読ください」について解説をします。
「ぜひご一読ください」とは?意味
読んでくださいと強く求める気持ちを表す言葉です。
「ぜひ」は、心を込めて強く願う気持ちを表現する言葉で、自分の強い希望を表します。
「ご一読」は「一読」を敬意を示す表現にしています。
「一読」は一度読むことです。
他人の行動を表す言葉に「ご」をつけると、その行動をする人へ敬意を表す言い方になります。
「ください」は相手にある事柄を行うように求める意を表します。
「ぜひご一読ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かを読んでもらいたいときに用います。
確認のために読んでもらうのではなく、情報などを知ってもらうために読んでもらいます。
「ぜひ」は積極的な行動に関して使うもので、「ぜひ〜ください」の形で用い、「ぜひ〜くださると幸いです」などの使い方はしません。
たとえば、自社の歴史を文章で紹介するとします。
読んでもらうことで会社をよく知ってもらうことができ、会社に興味を持ってもらえると期待できます。
しかし、ただ文章をホームページにのせただけでは読んでくれる人は少ないでしょう。
もともとその会社が好きでなければ、会社の歴史に興味を持つことは少ないと考えられます。
そこで、読んでもらうためにこの言葉を用います。
この言葉を伝えて、読むように勧めるのです。
勧められると「読んでみようかな」という気持ちになります。
読んでもらうためには、それを読むことでどのようなメリットがあるのか、どのような面白いことが書かれているのかを伝えることが大切です。
この言葉を伝えるだけでなく、読むことのメリットなども伝えると、読んでくれる人が増えると期待できます。
「ぜひご一読ください」を使った例文
・『○○のコラムをぜひご一読ください』
「ぜひご一読ください」の返答や返信例
読むように勧められているので、興味があるなら読んでみるとよいでしょう。
多くの人に対して伝えているなら返答をする必要はありません。
個人的に伝えられているときは、「ぜひとも読みたいです」「読ませていただきます」などの返答の仕方があります。
読んだならば、その感想を伝えてみるとよいでしょう。
感想を知らせることで「読んだ」と相手に伝わります。
読みなさいと命令をしているのではないので、読まなくてもよいです。
まとめ
この言葉は、何かを読んで欲しいという話し手の強い希望を表しています。
確認のために読んでもらうのではなく、情報を伝えるなどのために読んでもらうときに用いるものです。
読んでもらいたいものがあるときは、この言葉を使ってみてください。
