「その後どうなりましたか」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「その後どうなりましたか」とは? ビジネス用語

ここでは「その後どうなりましたか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「その後どうなりましたか」とは?

「その後どうなりましたか」は、何かの事柄が自分の知リうる後にどうなったのかと訊ねるために使われる表現です。

つまり、途中までの経過は知っているものの、最後の結果まで知らない場合や、まだそれが進行中で、その途中までしか分からないといった事柄について訊ねる時に使われます。

よって、「○○について、その後どうなりましたか」のように何の状況について聞きたいのかを添えて使うことになり、自分がそれに何らかの形で絡んでいる、または興味があって続きを知りたいという事柄が対象になります。

口語、文章のどちらでも使うことができ、電話で軽くこのように聞くといった場面も見られますが、それが長くなると思われる場合には相手の回答のしやすさを考えて文章で訊ねた方がいいでしょう。


「その後どうなりましたか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「その後どうなりましたか」は、相手がそれを知らないことには始まらない表現です。

このように聞いたとしても、分からなければ適切な回答が帰ってくることはなく、よく分からない、知らないといった旨の返答しか得ることができません。

そのため、使う相手がそれなりに事情を知っていると考えて用いるものですが、もしそうではなくてもその時には相手から詳しくは分からないなどと帰ってくるだけなので、この人なら知っているであろうと思えばこのように訊ねて構いません。

ただし、まず知らないであろうと思われる相手に使ってしまうと、どうして自分にそのようなことを聞くのかと不思議に思われたり、時には自分が知るわけがないだろうと怒らせてしまうことまで考えられるので注意してください。


「その後どうなりましたか」を使った例文

・『途中で退席してしまいましたが、あの会議はその後どうなりましたか』
・『散々苦労していた彼はその後どうなりましたか』

「その後どうなりましたか」の類語や言い替え

・『あの件はどうなりましたか』
何かの件と表現できる事柄について、自分が知りうる後にどうなったのかと聞くための表現になります。

「件」としているので、例文で使ったような誰かがどうなったのかといった使い方はできず、主にそれほど大きくない事柄が対象になりますが、ビジネスでは結構見聞きする表現です。

まとめ

「その後どうなりましたか」は、途中までしか知らない事柄について、その後どうなったのかと訊ねる表現になります。

それについて分かっていると思われる相手に対して使うもので、まず知らないであろう相手には使うものではありません。

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