「ためしがない」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ためしがない」とは? ビジネス用語

ここでは「ためしがない」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ためしがない」とは?

「ためしがない」は、そういった前例はないという意味で使われています。

「そのやり方でうまくいったためしがない」などと用いる表現で、この場合には、そのようなやり方でうまくいった前例はないと言っています。

「あのブランドの商品は大人気で、発売日に買えたためしがない」のような使い方をすることもでき、やはり今までにそういったことは一度もないという意味になります。

語尾に「ので」とつけて、そうなので、こうしないといけないといったように続けて用いる場合も多い表現です。


「ためしがない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ためしがない」は、口語、文章を問わず使える表現になりますが、文章ではこの「ためしがない」と平仮名のままで用いることがほとんどです。

漢字にすると「試しがない」という表記になりますが、そのように使うと前例ではなく、試したことがないと間違った解釈をされてしまうことがあるため、それを避けるために遭えて平仮名で用いています。

ビジネスシーンや堅い文章でもその「ためしがない」の方で問題なく使うことができるので、無理に漢字にして用いる必要はありません。


「ためしがない」を使った例文

・『彼は気が向いたら行くと言った時には来たためしがないので、どうせ今回も来ないと思っている』
・『あのビジネスホテルは当日に予約できたためしがないので、必ず前日までにそれを行っておく必要がある』

「ためしがない」の類語や言い替え

・『例がない』
普通に読むと「れいがない」となり、「ためしがない」と同じ意味で使うことができます。

そして、「ためしがない」とも発音できるので、その漢字表記にもなりますが、常用外の使い方になるので普通はそうとは読みません。

先の説明のように、「試しがない」という漢字表記もあまりされていないため、「ためしがない」としたい場合には平仮名のまま使ってください。

まとめ

「ためしがない」は、そういった前例はないという意味で使う表現になります。

そんなことは一度もないと言っていることから、よく上の例文のように語尾に「ので」とつけて、こうするべきだなどと続けて用いられています。

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