「たら最後」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「たら最後」とは? ビジネス用語

ここでは「たら最後」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「たら最後」とは?

「たら最後」は、そうなったら終わり、という意味で用いられる表現になります。

この「終わり」は色々な意味でのそれになり、「今日はこの仕事が終わったら最後なので、頑張ってください」のような、何かが終わればその日の仕事は終了だといったような使い方から、「それを無くしてしまったら最後なので、絶対に無くさないように」などという用い方をすることもできます。

前者ではその最後がいい意味と捉えることができますが、後者では悪いそれになっており、このように使い方次第でそのどちらにもなるという具合です。


「たら最後」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「たら最後」は、先のように、そうなったら最後だという使い方になる表現です。

用い方によって、それがいい意味にも悪い意味にもなると書きましたが、多くの場合でその後者として使われています。

そちらではそうなってしまったら最後なので、という用い方になり、そのようにならないためには、と続けて使うため、この前にはそうとなっては困る内容を述べて用います。

前述した「それを無くしてしまう」ことのような内容がそれになり、そうならないように、と自分に対しての戒めや誰かへの注意として使われています。


「たら最後」を使った例文

・『完成後に箱詰めしたら最後なので、作業の終わりまでもう少しです』
・『あの人を怒らせたら最後なので、絶対にそのようなことにはならないように』

「たら最後」の類語や言い替え

・『たら終わり』
この「終わり」と言い替えても意味は一緒で、このように用いられることも多いです。

特にいい意味になる使い方に向いており、「この作業が終了したら終わりなので〜」といったような用い方がよく見られます。

もちろん悪い方の意味でも「これを無くしてしまったら終わりなので〜」のように使うことができます。

まとめ

「たら最後」は、そうなってしまったら終わりだという意味で使われています。

その「たら終わり」と言い替えてもよく、いい意味での終わりになる場合にはそちらで用いられることが多いです。

元の「たら最後」は、悪い意味で用いる場合によく見聞きします。

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