「であろうがなかろうが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「であろうがなかろうが」とは? ビジネス用語

ここでは「であろうがなかろうが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「であろうがなかろうが」とは?

「であろうがなかろうが」は、何かがそうであってもなくても、その事例に影響を及ぼすことがないといった意味で用いる表現になります。

例えば、「○○さんがその道のエキスパートであろうがなかろうが、この問題はとても解決できないと思います」といったように用いた場合、その人がそれに対してとても精通していたとしても、解決できるレベルの問題ではないと言っています。

このように、誰かが、またはそれがそうであったとしても無理だろうといった用い方をするために使われています。


「であろうがなかろうが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「であろうがなかろうが」は実質的に、そうであってもその事例に何も影響を及ぼすことはできないという使い方をする表現です。

先の例の、その人が何かのエキスパートであっても、といった用い方を見れば分かりますが、そうでない場合にはもちろん言うまでもなく、その事例の解決に何ら影響を与えることができるはずがないので、後半の「なかろうが」はあまり意味がありません。

そのため、「であろうが」だけでも表現として成立しており、それだけで用いてもほとんど一緒です。


「であろうがなかろうが」を使った例文

・『今が冬であろうがなかろうが、さすがにそれでは厚着をし過ぎているように見える』
・『屋内で行いますので、当日が雨であろうがなかろうが、予定通り開催するつもりです』

「であろうがなかろうが」の類語や言い替え

・『であったとしても』
こちらも同様に、そうであっても、という意味で使われています。

そうでなくても、という表現が含まれていませんが、前述の通り、元々そちらは形骸的に付け足しているだけなので、このように言い替えても全体的な意味が変わることはありません。

まとめ

「であろうがなかろうが」は、何かがそうであったとしても、という意味で用いられます。

そうでなくても、という表現も入っていますが、そちらはほとんど意味がなく、前半の「であろうが」だけで使った場合も意味は一緒で、単にニュアンスとして付け足しているだけだと考えてください。

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