「つつがなくお過ごしでしょうか」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「つつがなくお過ごしでしょうか」とは? ビジネス用語

「つつがなくお過ごしでしょうか」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語」を分かりやすく解説していきます。

「つつがなくお過ごしでしょうか」とは?

「つつがなくお過ごしでしょうか」とは、「無事に過ごしていますか・元気に過ごしていますか」を意味しているビジネス用語です。

「つつがなくお過ごしでしょうか」「つつが」という言葉を、漢字で表記すると「恙」になります。

「つつが(恙)」という言葉は、「病気・災難・問題・心配ごと」の意味を持っています。

「つつがない」「心配ごとや病気がないさま」を示しています。

その意味が転じて、「平穏無事であるさま・病気をすることなく健康なさま」も意味するようになりました。

「お過ごしでしょうか」の部分は、「過ごす」という相手の行為を敬っている尊敬語です。


「つつがなくお過ごしでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「つつがなくお過ごしでしょうか」というビジネス用語は、「相手が無事に過ごしているのか・相手が元気に過ごしているのか」を丁寧に聞きたい時に使う使い方になります。

「相手が特別なトラブル(問題)に巻き込まれていないか」「相手が病気をしたり怪我をしたりしていないか」を確認したいときなどに使われているのです。

「つつがなくお過ごしでしょうか」を使うときの注意点は、「やや古風な語感のあるかしこまったニュアンスの敬語表現なので、対等な相手および目下の相手には使えない」ということになります。


「つつがなくお過ごしでしょうか」を使った例文

・『久々にメールを差し上げることになりましたが、つつがなくお過ごしでしょうか』
・『長きにわたりご無沙汰いたしておりましたが、つつがなくお過ごしでしょうか』
・『お久しぶりのご連絡になりますが、皆さまつつがなくお過ごしでしょうか。来月そちらに伺うことになりました』

「つつがなくお過ごしでしょうか」の類語での言い替え

・『元気でお過ごしでしょうか』
・『無事にお過ごしでしょうか』
・『問題なくお過ごしでしょうか』
・『心配ごとはございませんか』
「つつがなくお過ごしでしょうか」の言葉は、「病気をせずに元気に過ごしていますか」「災難・問題がなくて無事に過ごしていますか」の意味を持っています。

その意味から、同じような意味を持っている類語として、「元気でお過ごしでしょうか・無事にお過ごしでしょうか」を挙げることができます。

「問題なくお過ごしでしょうか」に言い替えても、類似の意味を示せます。

「つつがなくお過ごしでしょうか」「つつが」には「心配ごと・憂うこと」の意味もあります。

そのため、「心配ごと(悩みごと)はございませんか」でもほとんど同じ意味を示すことができます。

まとめ

「つつがなくお過ごしでしょうか」というビジネス用語を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「つつがなくお過ごしでしょうか」の意味・使い方・例文・類語を知りたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。

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