「てからでないと」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「てからでないと」とは? ビジネス用語

ここでは「てからでないと」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「てからでないと」とは?

「てからでないと」は、どうにかしないことには、もしくはそうならないことには、という意味で用います。

例えば、「開封してからでないと中身は分かりません」といった使い方をした場合、開封してみないことには中身を知ることはできないと言っています。

「明日になってからでないと分からないと言っていました」などと用いてもよく、こちらはその誰かが明日になってみないことには分からないと言っていたと使っており、これらのような用い方をするための表現です。


「てからでないと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「てからでないと」は、先のように、その状況にならないことには、と使われる表現になります。

それが誰かが何らかの手を加えることだけでなく、明日になるといったような時間の経過を待つだけの場合でも構わず、「○○さんが来てからでないと、始めることができません」のように用いることもできます。

この時には、その人が来るまで待つことが求められており、それまでは誰も分からないので手を出せないといった場合に向いている使い方になります。


「てからでないと」を使った例文

・『模範解答が出てからでないと答え合わせを行うことができないので、それを待っている状態です』
・『その日になってからでないと天気が分かりませんので、雨具の用意はしておいてください』

「てからでないと」の類語や言い替え

・『てみないことには』
こちらも同様に、どうにかしたり、そういうことがないと、という意味で使われている表現です。

「開けてみないことには〜」や、「明日になってみないことには〜」といったようにほとんど同じ用い方ができ、そのまま置き換えることができる場合も多く、例としては、上の例文の下の方はその言い替えに適している使い方となっています。

まとめ

「てからでないと」は、どうにかしたり、そうならないことにはそうとはならない、できないといった使い方をするために用いられます。

それぞれ「○○が手に入ってからでないと〜」「当日になってからでないと〜」などという使い方がそれになり、それが前提だという内容をこの後に続けて用います。

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