「できましたら幸いです」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「できましたら幸いです」とは?
「できましたら幸いです」とは、ビジネスシーンにおいて「ご対応いただくことが可能であれば幸いでございます」もしくは「行っていただけるようでございましたらありがたい限りでございます」などという意味合いで使われている言い回しです。
ビジネス上で取引相手や得意先、または自社の上司や取締役などに向けて「不可能な対応でないのならば助かります」などというニュアンスで用いられており、相手に対して控えめにあることをお願いする場合などに使用されています。
「できましたら幸いです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「できましたら幸いです」とは、「処置をしていただけるようでしたら助かります」または「お願いさせていただけるのであれば幸いでございます」などという意味合いで用いられている文言です。
取引を行っている相手や社内外を問わず関係している部署や課などに対して、あることを行うように催促をしたり促したい場合などに使われている表現で、目上の人や位(くらい)が高い人などに対してお願いや依頼などをさせてもらう場合に用いられている言い回しです。
「できましたら幸いです」を使った例文
・『弊社が企画しております新春セールにつきましては、御社が取り扱う商品のご提供をお願いできましたら幸いです』
・『来期の当該マーケットにおける展望や動向などにつきまして、ご教示いただくことができましたら幸いです』
「できましたら幸いです」の類語や言い替え
・『可能でございましたら幸甚(こうじん)でございます』
・『実施していただけるようであれば大変ありがたいです』
・『行っていただけるのであれば状況は好転いたします』
まとめ
「できましたら幸いです」とは、ビジネスの場において「お願いさせていただくことができましたら大変うれしく思います」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解しながら、その時の場面や状況などに合わせて上手に使いこなすようにしましょう。
