正しい使い方が分からない、シンプルな敬語もあるものです。
「といえば」の適切な使い方と例文、似ている表現を調べていきましょう。
「といえば」とは?
この場合の「といえば」は「と言えば」と解釈できます。
その前にある事柄に関連して、思い浮かんだことを付け加える際に用いられています。
「車といえばベンツ」「鳥といえば鳩」のように、代表的なもの、ある事柄のシンボルを示す時も取り入れられています。
覚えておくと便利な日本語にあたるので、頭の片隅に入れておきましょう。
「といえば」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
自社商品のアピールをしたい時、あるいは地方からやって来たお客様を接待をしている時、うまく取り入れていきたいのが「といえば」にあたります。
「〇〇といえば」の「〇〇」の部分に、今回話すお題を入れていきます。
最初に分かりやすくテーマを掲げることによって、何の話をこれからするのか、丁寧に誘導できます。
聞き取りやすい文になるので、明るくコミュニケーションを取りたい時に取り入れていきましょう。
とはいえアピールしたいために「といえば」を繰り返すと、さすがに相手も疲れてしまいます。
こちらが話したら相手の話も聞くなど、ちょうどいい間合いを身につけておきましょう。
「といえば」を使った例文
・『東京観光といえば、スカイツリーや浅草寺がおすすめです』
・『弊社の看板商品といえば、こちらの焼き菓子になっております』
「といえば」の類語や言い替え
似ている言葉に「というと」があります。
「といえば」の代替としても使えますが「と言うと」を単体で使うと相手に聞き返しているように聞こえることも。
注意しておきましょう。
言い替えに「〇〇の代表的なものを挙げさせていただくと」や「例を挙げますと」があります。
まとめ
「といえば」を解説しました。
難易度の高いビジネスフレーズを正しく学んでおくと、大きな自信につながります。
色々な表現をマスターして、社会人の力を引き上げていきましょう。