今の状況を人に伝える場面でよく使われるのが、「となっています」との表現です。
見た感じでは簡単な言葉のようですが、その意味は思い浮かびにくいかも知れません。
どんな意味や使い方が良いかを確かめてみましょう。
「となっています」とは?
現在の時点である物事の状態が、このように至っているということを、相手に伝えることができる表現です。
「となっています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ある物事のいまの状況などを、人に伝える機会があります。
また何かの決定された事柄や今後の予定を、人に伝えたりする場面もあるでしょう。
そのような時に「となっています」を用いることができます。
これは現在進行系での、物事の移り変わりを示している表現です。
これによって現時点でこうなっているということを、相手に伝える効果があります。
使う場合には「機械が故障したまま」などのように、どうなっているかを併せて述べると良いです。
またある状態に至っているので、別の行動を取るべきであると伝えることもできます。
これは敬語の表現ではありますが、目上が相手であるなど、場面によっては別の丁寧な形に言い換えることも可能です。
「となっています」を使った例文
・『先週から機械が故障したままとなっていますので、早急に対処が必要です』
・『建物にスズメバチの巣が作られてしまったので、社内で問題となっています』
「となっています」の類語や言い替え
「となっております」は、上の表現について、より丁寧な形にした言い方であり、目上に対して使われます。
「になっています」は、ある状況に至っていることを表す、ほぼ同じ意味の言い方です。
「となりました」としても、現状に至っていることを示すことができます。
「の状況です」は、現在のようなありさまであることを表すことばです。
「の状況に至っています」は、現在のようなありさまになっているとを表します。
まとめ
いまの時点でこんな状況に至っていることを伝える時に、「となっています」を使うことができるのでした。
現状を表すのに適切な言葉ですが、具体的にどんな状況かを示すことが必要です。
これによって状況を的確に伝えて行くのが良いでしょう。