ここでは「どうぞご期待ください」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「どうぞご期待ください」とは?
「どうぞご期待ください」は、今後提供できる予定の内容に対して期待してもらえるよう、一種の煽りとして使われる表現です。
それが結構な内容になりそうだ、といったニュアンスから用いられるもので、相手が考えているよりすごいものになる、想像以上の内容を提供できる、などと解釈してもよく、そのような期待を煽るために使われます。
よって、何かに対してこのように使ったからには、その期待に応えることができる内容を提供する必要が出てきます。
そのため、その内容に自信がある時にこそ使われる表現となっており、それだけ期待していて損はない、いいものが提供できると思って使うことになります。
口語、文章のどちらでも使うことができ、BtoCでは新製品のご案内という形になる文章に用いることも多いです。
「どうぞご期待ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「どうぞご期待ください」は、期待してくださいと伝えている表現になり、先のような新製品の案内になる文章などで一方的に何かにそうして欲しいと伝える場合と、相手からのそれに対する問いに対して用いることがあります。
後者のケースでは、該当の内容がどのようなってるのか、どのようなものになるのかと尋ねられたような時に、そちらの想像以上のものになるだろうと伝えるために使うと考えていいでしょう。
実際の使い方として、「そちらの○○ですが、現在鋭意開発中です。
どうぞご期待ください」などとなり、この例ではその完成やリリースを期待して待っていて欲しいと伝えており、結構なものになるだろうというニュアンスが込められています。
何かの対象に対して、およそ期待を裏切らないものになると伝えるために使うと解釈すると分かりやすいでしょう。
「どうぞご期待ください」を使った例文
・『リニューアル工事は今月中には終了し、来月の○日から営業の再開を予定しております。どうぞご期待ください』
・『新作は前作以上のボリュームでお届けできると自負しております。どうぞご期待ください』
「どうぞご期待ください」の類語や言い替え
・『どうぞお楽しみに』
使い方や意味は「どうぞご期待ください」と同じで、このまま文章の語尾に使える表現です。
フランクな形になっているため、ビジネスシーンには向きませんが、解釈が変わることはなく、期待していて構わない、楽しみにしていて欲しいという使い方になります。
まとめ
「どうぞご期待ください」は、それだけいい内容が提供できると考えている時に使う表現になります。
その期待を裏切らないように、提供するものにそれなりの自信がある場合にのみ使うと考えておきましょう。