ここでは「なりましたら」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「なりましたら」とは?
「なりましたら」は、そうなった時には、という意味になります。
例えば、小売店で今売り切れていて、予約も受け付けていない商品に対して「現在予約は行っておりませんが、それが可能になりましたらすぐにご連絡いたします」と用いると、対象の商品が予約できるようになった時にはすぐに連絡をすると言っています。
この例のような、そうなった時にこのようになる、という使い方になり、日常のシーンでも口語、文章を問わず、「信号が青になりましたら渡ってください」のように、色々な対象がそうなったら、と用いられています。
「なりましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「なりましたら」は、そうなったら、と使う表現ですが、特に何もしないで大丈夫だという用い方をすることもできます。
その例としては、「このまま何の連絡もなく15時になりましたら、問題が無かったということです」などと使った場合で、15時までにこれという連絡が無ければ何も無かったということだと言っています。
このように用いる場合、何かしらの問題があればすぐに連絡がくるはずなので、その時間までに無いということは何もなかったのだと判断できるようなケースになります。
「なりましたら」を使った例文
・『水量が赤い線のラインになりましたら、水を止めてください』
・『連日お忙しいとのことですが、お手隙になりましたら、一度ご連絡をお願いいたします』
「なりましたら」の類語や言い替え
・『しましたら』
こちらも同様にそうなったら、という使い方になり、更にそれを行ったら、という別の意味で用いることもできる表現です。
前者としては言い替えとして、「それが赤に変化しましたら、終了の合図です」のような使い方になり、後者では「そこまでを記録しましたら、この作業は終わりにして結構です」といったように用いられています。
まとめ
「なりましたら」は、そうなった時にどうなる、という使い方になる表現です。
その時には何かをする必要があると用いたり、それが何の問題もない合図だといった使い方をするなど、色々な対象にその手の用い方で使われています。
