「にかかっています」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「にかかっています」とは?
「にかかっています」とは、ビジネスメールや敬語を使う会話などにおいて「○○次第でございます」または「●●によってその後の流れが左右される状況でございます」などという意味合いで使われている表現です。
漢字では「掛かる」や「係る」などと表記される「かかる」という語は、結果を導いた原因や係わる要因などを指して用いられている語句で、上記のフレーズは「◎◎の動向によって」などというニュアンスで使用されています。
「にかかっています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「にかかっています」とは、「○○が重要なファクターとなっております」ないし「●●に委ねられている次第でございます」などという意味合いで使われている言い回しです。
長きにおよぶビジネスを執り行っていく上では、関係各所を代表する責任者や代表者などが中心に立ってことを進めていきますが、それらの流れで先方に向けて「業務や仕事などの成否に関しては特定の人や物などの活躍次第である」などというニュアンスで用いられています。
「にかかっています」を使った例文
・『本プロジェクトの成功はプロジェクトリーダーの手腕にかかっていますので、任命する際には慎重に選ばなければなりません』
・『御社とのお取引がうまくいくか否かにつきましては、数多くの関係者や協力者などの尽力や力添えなどにかかっています』
「にかかっています」の類語や言い替え
・『○○次第で結果が変動してまいります』
・『●●が成功には必須となる要素でございます』
・『◎◎を行うことで成功により一歩近づくことができます』
まとめ
「にかかっています」とは、ビジネストークや敬語での会話シーンなどにおいて「○○に拠るものでございます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。